K.Iさん開発エンジニア(テックリード)[中途入社 2017年入社]
中途入社7年目のテックリード。前職ではSESの会社で働き、様々な企業でプロダクトの開発や保守・運用を担当。現在は動画プレーヤー開発をメインに担当し、EQだけでなく全社の動画プレイヤーを集約し機能性の向上を図る取り組みを行っている。
Jストリームに入社したきっかけは、Jストリームはニコニコ動画などが流行する前から動画配信を行っており、動画配信プラットフォームでビジネスを展開していたことに興味を持ったため。今後のキャリアや仕事上の目標として、あと5年ほど動画プレーヤー開発に携わった後は、1対多や双方向のコミュニケーションがスムーズにできるようなプラットフォームを実現したいと考えている。また、技術を突き詰めていくつもりであり、いずれは自分の技術力や経験を活かしてマネジメント職に就くことも視野に掲げている。
CAREER PATH
2017~開発エンジニア
Jストリーム入社
アプリケーション開発課に所属し、テックリードとして動画プレイヤー開発の全体を牽引している。
私は、アプリケーション開発課のテックリードを担当しています。特定のプロジェクトに参画して一点集中で取り組むのではなく、すべてのプロジェクトを俯瞰し、「こうすべきでは」「こうしたところに気をつけよう」などと技術面でアドバイスを行い、技術領域の責任を負うポジションです。動画プレイヤーの開発をメインに担当していて、全社の動画プレイヤーを集約して機能性の向上を図る取り組みも行っています。
テックリードとして大切にしているのは、良質な技術とお客様のニーズを融合することです。エンジニアは基本的に新しい技術が好きですし、誰もやっていないことに挑戦したいと考える傾向があります。しかし、いくら優れたものをつくっても、それがお客様にとって使いづらいものであれば意味がありません。お客様にとって利便性が高くまた長く使い続けていただけるものであると同時に、エンジニアである自分たちが胸を張って「良い」といえるようなサービス開発をしていきたいと思っています。
入社後、J-Stream Equipmediaを中心に自社製品全般の動画プレイヤーの開発に携わってきました。とくに印象に残っているのは、2020年のFlash Playerサポート終了にともなう移行プロジェクトです。Jストリームの動画プレイヤーもFlash Playerベースで動いていたので、すべて置き換えが必要でした。どのように置き換えるかだけではなく、これまでの使用感をなるべく維持しながら、それまで提供できていなかった新たな提供価値を届けることも意識してプロジェクトに取り組みました。
当時はまだメンバー数が少なく、動画プレイヤーやフロントエンドのアプリケーションをつくることができるのは私しかいなかったので、約1年の期間をかけてひとりで取り組みました。以前であれば「仕様上できないから仕方ない」と諦めていたことも、粘り強く取り組んだことで理想のかたちに近づけたと思っています。このプロジェクトを経て、「世の中にないから諦める」ではなく「世の中にないなら自分でつくればいい」というマインドを持てるようになりました。
2023年で入社7年目を迎えますが、Jストリームはエンジニアにとってさまざまな面で魅力ある環境だと感じています。まず仕事面では、会社全体がチャレンジに寛容です。やりたいことを自由に発信できますし、筋が通っていれば取り組むチャンスも与えてもらえます。
私がいま管轄している動画プレイヤー開発のチーム自体、立ち上げたい意向を入社してまもないころから伝え続けてきた結果生まれたもの。また、管理職以外のキャリアパスが用意されていることもエンジニアにとって願ってもない点です。テック人事制度という評価制度に基づいて技術面がしっかり評価されるので、「プレーヤー側でキャリアを積んでいきたい」という方も活躍しやすいと思います。
一緒に働く仲間の顔ぶれも魅力的です。動画配信プラットフォームの開発はかなりニッチな分野であるからか、インフラやアプリケーションやバックエンドなど、それぞれの領域に技術好きの尖ったエンジニアがいます。互いの専門知識を教え合うことができるので、エンジニアとしてスキルアップをするには最適な環境です。
Jストリームが手がける動画サービスは、アプリケーション、バックエンド、インフラ、ネットワークなどあらゆる分野の掛け合わせで成り立っています。自分の専門分野だけでなく、あらゆる分野に広く興味を持つことができるので、技術の総合力を伸ばしたいと考えているエンジニアにはうってつけの環境です。専門分野外の知識が必要とされますが、裏を返せば、すべてを学ぶ機会があるということ。フルスタックエンジニアになりたい方にはまたとない職場だと思います。
また、個人の仕事の進め方を尊重してくれる風土があるのもJストリームの特徴です。上司や会社が定めたやり方でしか仕事を進められないことにもどかしさを感じていて、より自分に適した方法でプロジェクトを進めたいと考えている方にとって、これほど仕事がしやすい環境はないと思います。
ONE DAY